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前田裕二って一体何者!?社長でありながらマルチな才能を持つ人物だった

みなさんは人の話を聞くときに、メモを取っていますか?最近では、パソコンやタブレットでメモを取る人が圧倒的に多くなっていますよね。メモの取り方がわからない人もいらっしゃると思いますが、2018年に発売され、瞬く間にべストセラーの仲間入りをした本「メモの魔力 The Magic of Memos」をご存知でしょうか?

実はこの本の著者、前田裕二氏は作家ではなく、とある企業の代表取締役社長を務めている方なのです。前田裕二氏は、社長業のかたわら数多くのテレビにも出演するなどマルチな才能を持っている人物です。

今回は、そんな前田裕二氏について詳しくご紹介していきます。

前田裕二氏のこれまで

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引用元:https://showroom.co.jp/message/

前田さんが3歳の時に、父親が亡くなり8歳になると母親も他界。10歳年上の兄と一緒に親戚の家に引き取られ生活をしたそうです。

しかし、親戚の家をたらい回しにされ最終的にはお兄さんと一緒に生活することとなった前田裕二氏。

お金を稼がなければいけないということから始めたのが駅前での弾き語り。なんとプロ並みのギターの腕の持ち主だそうです。小学6年生から始めたこの弾き語りですが、ただ歌えばお金がもらえるほど現実は甘くはありませんでした。

そこで前田裕二氏が考えたのが、オリジナル曲ではなく有名アーティストなどの曲をカバーすること。有名な曲をカバーすることで、人が立ち止まってくれることに気がついたそうで、そこからさらに立ち止まった人のリクエストに答えて距離をどんどん縮めていったのだとか。

仮にリクエストにすぐ応えることができなかった場合、一週間後練習をして歌うようにするとさらに仲良くなることができたそうです。そして仲良くなってからオリジナルの曲を歌うことでお金をもらえるサイクルを作った前田裕二氏。子供ながらにここまでやってのけるなんて驚きですよね。

実業家としての前田裕二氏

早稲田大学政治経済学部に進学し、2010年に卒業した前田裕二氏。大学卒業後は、外資系投資会社のUBS証券株式会社に入社します。入社から1年後には、なんとニューヨーク勤務もされていたのだとか。

ニューヨークでは、株式市場において数千億から数兆円規模の資金を運用するファンドなどのアドバイザリーを行うなど大活躍だったそうです。

2013年に事業を立ち上げについて、就職活動時に縁があった株式会社DeNAのファウンダー南場智子氏に相談をしたことがきっかけで株式会社DeNAに入社した前田裕二氏。

その後、ライブストリーミングサービスSHOWROOMを立ち上げます。SHOWROOMでは、視聴者は自身の代わりとなるキャラクター、アバターで参加しコメントやギフトを送ることが可能です。

2017年には動画配信アプリで収益国内1位となるなど、右肩上がりとなっています。コロナ禍で外に出ることが難しい状況でも楽しめるコンテンツなので、更なる飛躍が期待できそうです。

社長でありながら作家デビューも果たす

冒頭にも少しお話ししましたが、社長でありながらベストセラーを生み出す作家でもある前田裕二氏。

2017年6月に、初めての著書「人生の勝算」を発売します。この本には、小学6年生の時に行っていた路上ライブの経験とその経験をビジネスでどのように活かすことができたかが書かれています。発売と同時に大ヒットとなり、Amazonベストセラー1位を獲得しました。

そして2018年に発売した、「メモの魔力 The Magic of Memos」は、なんと発売2日で17万部、1ヶ月で22万部を突破する爆発的なベストセラーとなりました。2021年2月5日時点では、68万部を突破しているそうです。

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画像出典:Amazon

実際に「メモの魔力 The Magic of Memos」を読んでみたのですが、前田裕二氏は日頃からメモを取ることを習慣としているそうで、簡単にいうと彼が実際に行っているメモ術をまとめた書籍となっています。

しかし、単なるハウツー本ではなく自己啓発本に近いような気がしました。メモで自分自身の考えていることを可視化する、より深い自己分析をする、自分のなりたい姿を明確に示すなど、メモをすることでかなりのメリットがあるということに私自身気づくことができました。

前田裕二氏のように、常にメモを取ることは難しいですが可能な限り真似してみようと思います。

また、社長をやりながら作家としても活動している前田裕二氏。テレビやラジオにも引っ張りだこで、マルチな才能を余すことなく発揮しています。

最後に

メディアでよく取り上げられている前田裕二氏。とても華やかなイメージがありますので、これまで順風満帆な人生を送ってきたのだと勝手に思っていました。しかし、実際は幼少期からかなり苦労した過去がありました。苦しかった幼少期の経験さえも、ビジネスに活かしている前田裕二氏はすごいなと思います。

そしてメモ術など学ぶ点もたくさんありました。皆さんも一度書籍を手にしてみてはいかがでしょうか。